PURSUIT CV-X 設計・スペック
パシュートCV-Xの基本設計 〈クロスサーフェス設計®(両面制御設計)〉
クロスサーフェス設計®(両面制御設計)は、レンズ内面と外面の形状を高度な技術で制御することにより、これまでにない自然な見え心地を追求した最新設計です。
レンズ側方のユガミを小さくすることで、顔を動かした際に生じるユレを感じにくくします。 また、近視系は近用倍率を上げ、遠視系は倍率を抑える事でより実物に近い自然な見え方になります。
ユレ・ユガミの少ない自然な見え方
クロスサーフェス設計®を採用することで、従来の内面累進・内面非球面設計のレンズよりもさらなるユレ・ユガミの低減を実現しています。
S+4.00 ADD2.00 累進帯長14mm
レンズ現物を写真撮影。
※ 写真は視界の違いを表すためのイメージです。
- 従来の設計
- パシュート CV-X
近用倍率改善・近用アスペクト比※ 改善
近視系レンズで近方視したとき
全体的に小さく、また潰れたように見えてしまうところを、実物に近い見え方に補正します。
実物
従来の見え方
クロスサーフェス設計®の見え方
遠視系レンズで近方視したとき
全体的に大きく、また伸びたように見えてしまうところを、実物に近い見え方に補正します。
実物
従来の見え方
クロスサーフェス設計®の見え方
※ 写真は視界の違いを表すためのイメージです。
※ 近用アスペクト比:正方形を遠近両用レンズの近用部で見た時の縦横比
パシュートCV-Xの特長
全度数最適設計
度数による光学性能のバラツキがなく、全ての度数のお客様に、より広い視野と快適な装用感を実感いただけます。
これまでのレンズ
一般的な外面累進屈折力レンズでは、ベースカーブ区分ごとに共通なセミフィニッシュトブランク(※)を用いるため、光学性能にバラツキがありました。
※ 片側の面の形状が出来上がっており、反対側の面は注文に応じて加工される、半完成状態のレンズの材料
全度数最適設計
度数による光学性能のバラツキがなく、全ての度数のお客様に、より広い視野と快適な装用感をお届けします。
アドバンストアスフェリック設計
色々な方向に視線を向けた時の眼球の姿勢を決定する「リスティングの法則」を考慮し、360°全方向において収差補正を行うことで、従来のレンズに比べ乱視の方の視野の狭まりを大幅に改善します。
可変近用内寄せ
お客様のデータに合わせて、近用内寄せ量を最適化します。(0.1㎜ピッチ)
ライフスタイルの多様化にともない、近用作業距離の個人差が大きくなっています。また近用度数に応じて水平方向のプリズム効果も変化し、最適内寄せ量も変わります。
スペリオールP1では、近用内寄せ量を0.0~5.0mmまで0.1mmステップに設定することで、お客さま一人ひとりに応じた内寄せ量の設計が可能となり、近用部を100%活用していただけるようになりました。
なお、近用内寄せ量は左右別設定も可能です。
※ 顔を動かさず遠くから近づいてくる物体を見るとき、目は内側に輻輳し、レンズ上の視線の通過点が移動します。
これを考慮して遠用部基準点から近用部領域を相対的に鼻側に位置させておくことを内寄せと言い、その量を内寄せ量と言います。
遠用PD、近用作業距離、近用度数により一人ひとり異なります。
カーブペアリングシステム
左右レンズの度数差が大きくベースカーブが異なる場合でも、優れた光学性能を維持しながら、自動的にカーブを合わせ外観を整えます。
度数別可変収差バランス
近視系の方は視野の広さを重視した収差バランスに、遠視系の方はユレ・ユガミの低減を重視した収差バランスにすることで、レンズの使いやすさを向上させます。
スマートサーフェスコントロール
当社のハイエンド累進レンズにしかなかった「ホリゾンタルアトーリック」「倍率コントロール」に近い効果を、シンプルな面形状で実現しています。
レンズの外観
小ぶりなフレームに美しくフィット
- 従来のレンズ
- パシュートCV-X
※ 写真は特徴を表すためのイメージです。
パシュートCV-Xは、視力はもちろんライフスタイルやお使いになる状況、フレームの形状に合わせ、コンピュータできめ細かく設計します。累進帯長は10mmという極めて短いタイプから3種類(10mm 12mm 14mm)ご用意しているため、従来の遠近両用レンズでは難しかった、天地幅の浅いフレームにもすっきり収まるようになっています。
薄く軽く、快適なかけ心地
- 従来のレンズ
- 1.60
- 1.67
- 1.74
※ これはS-6.00のイメージです。当社の従来レンズは1.50素材。
レンズ素材が持っている、光を屈折させる能力の数値を屈折率と言います。屈折率が高いほど、レンズは薄くなっていきます。パシュートCV-Xは、超高屈折率1.74素材、1.67素材、高屈折率1.60素材の3タイプをご用意。さらに、レンズの薄型化を実現する内面非球面設計を採用。素材と設計の相乗効果で、従来のレンズよりはるかに薄く軽くなっています。
薄さ / コーティング
名称 | 素材 | UV カット |
反射 防止 |
汚れ 防止 |
キズ 防止 |
静電気 防止 |
近赤外線 カット |
青色光 カット |
裏面 反射UV カット |
くもり 防止 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
パシュートCV-X 1.74 (オールラウンド) |
★★★★★ | S | S | S | OP | OP | OP | OP | OP | OP |
パシュートCV-X 1.67 (オールラウンド) |
★★★★ | S | S | S | OP | OP | OP | OP | OP | OP |
パシュートCV-X 1.60 (オールラウンド) |
★★★ | S | S | S | OP | OP | OP | OP | OP | OP |
パシュートCV-X 1.74 (タウン) |
★★★★★ | S | S | S | OP | OP | OP | OP | OP | OP |
パシュートCV-X 1.67 (タウン) |
★★★★ | S | S | S | OP | OP | OP | OP | OP | OP |
パシュートCV-X 1.60 (タウン) |
★★★ | S | S | S | OP | OP | OP | OP | OP | OP |
パシュートCV-X 1.74 (オフィス) |
★★★★★ | S | S | S | OP | OP | OP | OP | OP | OP |
パシュートCV-X 1.67 (オフィス) |
★★★★ | S | S | S | OP | OP | OP | OP | OP | OP |
パシュートCV-X 1.60 (オフィス) |
★★★ | S | S | S | OP | OP | OP | OP | OP | OP |
パシュートCV-X 1.74 (ルーム) |
★★★★★ | S | S | S | OP | OP | OP | OP | OP | OP |
パシュートCV-X 1.67 (ルーム) |
★★★★ | S | S | S | OP | OP | OP | OP | OP | OP |
パシュートCV-X 1.60 (ルーム) |
★★★ | S | S | S | OP | OP | OP | OP | OP | OP |
S : 標準仕様 OP : オプション
スペック
名称 | 屈折率 | 比重 | アッベ数 | 累進帯長(mm) | 品質保証マーク |
---|---|---|---|---|---|
パシュートCV-X 1.74(オールラウンド) | 1.74 | 1.47 | 33 | 10 12 14 | |
パシュートCV-X 1.67(オールラウンド) | 1.67 | 1.36 | 32 | 10 12 14 | |
パシュートCV-X 1.60(オールラウンド) | 1.60 | 1.30 | 42 | 10 12 14 | |
パシュートCV-X 1.74(タウン) | 1.74 | 1.47 | 33 | 18 20 23 | |
パシュートCV-X 1.67(タウン) | 1.67 | 1.36 | 32 | 18 20 23 | |
パシュートCV-X 1.60(タウン) | 1.60 | 1.30 | 42 | 18 20 23 | |
パシュートCV-X 1.74(オフィス) | 1.74 | 1.47 | 33 | 18 20 23 | |
パシュートCV-X 1.67(オフィス) | 1.67 | 1.36 | 32 | 18 20 23 | |
パシュートCV-X 1.60(オフィス) | 1.60 | 1.30 | 42 | 18 20 23 | |
パシュートCV-X 1.74(ルーム) | 1.74 | 1.47 | 32 | 18 20 23 | |
パシュートCV-X 1.67(ルーム) | 1.67 | 1.36 | 32 | 18 20 23 | |
パシュートCV-X 1.60(ルーム) | 1.60 | 1.30 | 42 | 18 20 23 |
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屈折率(薄さ)
当社のメガネレンズは、すべてプラスチックレンズです。
屈折率の大きな素材を用いるほど、同度数のレンズでは、薄く仕上げることができます。
UVカット加工
太陽光の下では、肌を黒くしシミやタルミを作るといわれる UV-A波や、シミ・ソバカスを作り肌を老化させるといわれるUV-B波などの 紫外線があります。これら有害な 紫外線をカットする機能を備えたレンズを「UVカットレンズ」といいます。
セイコーのUVカット加工は、目に有害な400nm以下の紫外線をほぼ100%カットします。
反射防止コート
光の反射を防ぎ、明るくクリアに見えます。
汚れ防止コート
汚れ防止コートは、レンズ表面の撥水・撥油性能を向上させた新ハイクオリティコーティングです。この画期的なコーティングはレンズ表面と付着物との接触角度を飛躍的に高め、水や油などの汚れをサッとはじく効果があります。
また、レンズ表面の摩擦係数は従来品と比べ約60%も小さくなっており、レンズのくもりの原因である皮脂や指紋そして家事などによる油膜、化粧品等の汚れをよりスムーズに拭き取ることができるようになります。
汚れ防止コートを付加することでメガネのケアが格段に楽になり、快適なメガネライフをお過ごしいただけるようになります。
キズ防止コート
プラスチックレンズの最大の欠点である「レンズの傷」をつきにくくするための処理です。一般的なキズ防止コートは当社のレンズ全てに標準装備されています。
なお、「SRC2 UVP-BR」「SRC2 UVP」は、最上位の防傷性能を発揮します。
静電気防止コート
通常のプラスチックレンズは静電気が溜まりやすく、ホコリや花粉を吸い付けます。静電気を逃がす特殊な膜(導電膜)を導入することで、ホコリや花粉が付きにくくするコートです。
近赤外線カットコート
光はその波長が長いほど皮膚の奥深くまで届くという性質があり、長時間無防備に太陽光線を浴びることは、肌に現れる“しわ・たるみ”などの老化現象「光老化」※1 をおこす原因の一つと言われています。
近赤外線※2(波長領域:780nm ~ 1400nm)を反射してカットすることにより、目と目元のケアをやさしくサポートします。
※1 「光老化」啓発プロジェクト監修 ※2 JIS T 7330-4(IR-A)
青色光カットコート
まぶしさの原因となる短波長(青色光)を反射してカットすることでまぶしさやちらつきが軽減し、見易さをアップします。
裏面反射UVカット
レンズの裏面で反射する紫外線を約95%カットし、通常のUVカット機能にプラスして更なる紫外線カット効果を発揮するコーティングです。
くもり防止コート
くもり防止コートは、温度差のある場所へ移動することで生じるレンズの曇りを防ぐ新コーティングです。 高い親水性を持つコート膜上に、さらに極めて親水性の高いメンテナンスクリーナーを塗布するという 簡単なメンテナンスを定期的に行うことで、強力な防曇効果と高い持続性を実現しています。
屈折率
屈折率は、レンズを薄型化するための最も重要な要素になります。光の屈折とは、媒質の異なる境界面で、光がその進行方向を変えることをいいます。
屈折率とは、その素材が光をどれだけ屈折させる能力があるかということを示すための、その素材固有の値です。
従って、屈折率の大きな素材を用いるほど、同度数のレンズでは薄く仕上げることができます。
現在のプラスチックレンズでは、屈折率1.49~1.74までが開発されています。
比重
比重とは、「物質の質量」と「その物質と同体積の標準物質の質量」との比をいいます。標準物質としては一般に、4度Cの水が用いられます。
この値が小さいほど軽いレンズということなのですが、比重の小さいレンズは一般的に屈折率が低い傾向にあり、レンズが厚く(体積が大きく)なるため、重いレンズになってしまう場合もあります。
アッベ数
太陽の光(白色光)は、様々な色の光の混合であることはよく知られていますが、このような光がレンズ内のプリズム作用のある場所を通過すると、図-2のように光がスペクトル(波長順に赤から青まで)に分かれます。これを光の分散といい、レンズに色収差という問題を引き起こします。アッベ数とは、この光の分散の程度を示す値であり、アッベ数が小さいほど色収差が大きく、アッベ数が大きいほど色収差は低減されます。
色収差が発生すると、図-3のように注視物に色がついてにじんで見えます。色収差量 Pcは、レンズ上のプリズムをP(Δ)、レンズ素材のアッベ数をνとすると、Pc=P/νで与えられ、個人差もありますが、一般にPcが0.2を超えると、視力低下を起こすといわれています。
累進帯長
累進屈折力レンズはその一枚のレンズの中に、遠くを見るための「遠用部領域」と近くを見るための「近用部領域」があり、それらの間でレンズの度数が累進的に変化する「累進部領域」があります。累進帯長とは、この「遠用部領域」の最下端から「近用部領域」の最上端までの長さを表します。従って累進屈折力レンズは一般的に、遠くを見るときはやや上目使いで、近くを見るときは下目使いで使用することになります。累進帯長が短いと、近くを見るときに眼を下方に回旋させる量が少なくてすむため近方視野は広くなりますが、累進帯長が短いほどレンズ側方部に非点収差と呼ばれる歪みが大きくなり、使用感は悪くなっていきます。使用者の用途やメガネへの慣れにもよりますが、常用することを目的とした場合、累進帯長は14mm位が一般的でしょう。
青色光カット
肉眼で確認できる光の中で、波長の短い領域を青色光と呼びます。
エネルギーが強く水晶体内などで散乱しやすい性質をもつ青色光は、まぶしさやちらつきを感じる原因となります。青色光カットコートは、青色光を約11%*1(平均カット率では30%*2)反射してカットすることにより、まぶしさやちらつきを軽減するコーティングです。
*1 数値の算出は「日本医用光学機器工業会 青色光カットに関するガイドライン」に準ずる
*2 青色光(波長域:380nm~500nm)の分光透過率の平均値を1から減じた値
近赤外線カット
光はその波長が長いほど皮膚の奥深くまで届くという性質があり、長時間無防備に太陽光線を浴びることは、肌に現れる“しわ・たるみ”などの老化現象「光老化」※1 をおこす一因と言われています。
近赤外線※2(波長領域:780nm ~ 1400nm)を反射してカットすることにより、目と目元のケアをやさしくサポートします。
※1 「光老化」啓発プロジェクト監修 ※2 JIS T 7330-4(IR-A)
ホコリ・花粉が付きにくい(静電気防止機能)
レンズ拭き取り時の静電気発生を抑えます。ホコリや花粉を付きにくくし、拭き取りも簡単になるため一層快適な使い心地を実現します。(※レンズ凹面を下向きにホコリから1.5mm離して固定。 レンズ凸面側を20往復擦り、凹面に付着したホコリを撮影。 写真のホコリ…発泡スチロールビーズ)
キズに強い(防傷機能)
メガネレンズの性能でお客様が一番気になること、それは「キズの付きにくさ」です。レンズの表面硬度を高め、防傷機能を向上させました。中でも、『SRC2 UVP-BR』『SRC2 UVP』は最上位の防傷機能を発揮します。
- 〈ベイヤー試験による検証結果〉
-
※ベイヤー試験:砂200gとレンズをセットし、800回の振動を与えキズを付け、曇り度を測定する。
- 〈スチールウール試験による検証結果〉
-
※スチールウール試験:レンズと試験管の間にスチールウールを挟み、荷重2.0㎏で20往復し、キズの付き方を比較する。
裏面反射UVカット
従来のUVカット加工にプラスして、レンズの裏面で反射する紫外線を約95%カットし、更なる紫外線カット効果を発揮します。
汚れを拭き取りやすい(超撥水・防汚機能)
レンズ表面の撥水・撥油機能を向上させました。レンズの汚れの原因となる皮脂や指紋、油膜、化粧品等をスムーズに拭き取ることができ、メガネのケアが格段に楽になります。
くもりに強い(防曇機能)
温度差のある場所へ移動することで生じるレンズのくもりを低減します。
メガネとマスクを同時に使用する時にもおすすめです。
フォグレスコート:専用のメンテナンスクリーナ―を塗布することで、繰り返し表面を拭いてもくもり低減性能を持続することができるレンズコーティング
フォグレスケアフリーコート:くもり低減性能を持続するための特別なメンテナンスが不要 & 拭き心地も抜群。「吸水性」「滑りやすさ」を併せ持つ、メンテナンスが楽なレンズコーティング
全度数最適設計
度数による光学性能のバラツキがなく、全ての度数のお客様に、より広い視野と快適な装用感を実感いただけます。
これまでのレンズ
一般的な外面累進屈折力レンズでは、ベースカーブ区分ごとに共通なセミフィニッシュトブランク(※)を用いるため、光学性能にバラツキがありました。
※ 片側の面の形状が出来上がっており、反対側の面は注文に応じて加工される、半完成状態のレンズの材料
全度数最適設計
度数による光学性能のバラツキがなく、全ての度数のお客様に、より広い視野と快適な装用感をお届けします。
アドバンストアスフェリック設計
さまざまな方向に視線を向けたときの眼球の姿勢を決定する「リスティングの法則」を考慮し、従来レンズと比べて収差のバランスを整え、遠用視野が大幅に広がりました。
設計なしのレンズ
設計ありのレンズ
(S0.00 C-2.00/Ax45/Add2.00)
カーブペアリングシステム
左右レンズの度数差が大きくベースカーブが異なる場合でも、優れた光学性能を維持しながら、自動的にカーブを合わせ外観を整えます。
プリズム収差補正
プリズム度数が付加された状態で最適な性能になるように設計します。
S-4.00 ADD2.00の場合
標準プリズムシニング
3.00△ down プリズム収差補正なし
3.00△ down プリズム収差補正あり
※画像はイメージです
CCCS(トリプルCS)設計
「CCCS(トリプルCS)設計」は、遠近両用レンズをプラス度数においても、 よりスタイリッシュな外観を保つことができます。
これまでの内面形状
CCCS設計
凹面と凸面を最適な形で配合し、適切な非球面補正によって、高い光学性能を維持。 プラスレンズでは従来不可能とされていた「極めて高度な面形状」を、レンズ内面に施すことによって、 より薄くてスタイリッシュな外観を実現しました。
対応可能な設計タイプのマークを、設計名称の右に表示しています。
(例)
-
セイコー理想バランス設計 A
-
スマートサポート設計 TOR
-
全度数最適設計 ATOR
抗菌機能
撥水コートと反射防止コートの間に銀イオン等を含んだ抗菌コート層を挟むことで、レンズ表面に付着した細菌の増殖を抑制します。