INDOOR MD 設計・スペック

インドアMDの基本設計 〈内面累進+内面非球面設計〉

インドアMDの特長

インドアシリーズの比較
  • 常用遠近両用レンズ
  • インドアLD
  • インドアMD
  • インドアPC
  • 単焦点レンズ

手元の視野から少し先まで見える視野

奥行を比較

※ 写真は視界の違いを表すためのイメージです。詳しい設計説明は下部の設計内容をご覧下さい。

どんな度数の方でも快適な見え方に 〈全度数最適設計〉

これまでのレンズ

一般的な外面累進屈折力レンズでは、ベースカーブ区分ごとに共通なセミフィニッシュトブランク(※)を用いるため、光学性能にバラツキがありました。

※ 片側の面の形状が出来上がっており、反対側の面は注文に応じて加工される、半完成状態のレンズの材料

全度数最適設計

度数による光学性能のバラツキがなく、全ての度数のお客様に、より広い視野と快適な装用感をお届けします。

視線移動を考慮し、近用視野が広い 〈最適内寄せ設計〉

きれいな外観と優れた光学性能 〈カーブペアリングシステム〉

左右レンズの度数差が大きくベースカーブが異なる場合でも、優れた光学性能を維持しながら、自動的にカーブを合わせ外観を整えます。

レンズの厚みを最適にする 〈フレキシブルプリズマティックシニング〉

玉型加工したレンズをより薄く、軽くするために、フレキシブルプリズマティックシニング加工をしています。
「インドア LD」では、外観と光学性能のバランスを考え、加入度数毎にプリズム量を設定しており、また、左右の量も自動的に合わせます。その場合、少ないプリズム量に合わせます。

乱視によって発生するボヤケを軽減 〈アドバンスト アスフェリック設計〉

アドバンスト アスフェリック設計

乱視の方の視界が、より鮮明に。
上下左右、斜め、いろいろな方向に視線を向けたときの眼球の姿勢を決定する「リスティングの法則」を考慮し、全方向について度数、近用作業距離、ベースカーブ、レンズ傾斜角等による最適な非球面補正を行う。
乱視の方の視界が、約25%広い*

※ S 0.00D C-2.00D AX45°/ ADD 2.00D の場合(SY比)

レンズの外観

薄く軽く、快適なかけ心地
  • 従来のレンズ
  • 1.60
  • 1.67

※ これはS-6.00のイメージです。当社の従来レンズは1.50素材。

レンズ素材が持っている、光を屈折させる能力の数値を屈折率と言います。屈折率が高いほど、レンズは薄くなっていきます。インドアMDは、超高屈折率1.67素材、高屈折率1.60素材の2タイプをご用意。
さらに、レンズの薄型化を実現する内面非球面設計を採用。素材と設計の相乗効果で、従来のレンズよりはるかに薄く軽くなっています。

対応テクノロジー

内面累進+内面非球体設計

薄さ / コーティング

名称 素材 UV
カット
反射
防止
汚れ
防止
キズ
防止
静電気
防止
近赤外線
カット
青色光
カット
裏面反射UV
カット
くもり
防止
インドアMD 1.67 ★★★★ S S S OP OP OP OP OP OP
インドアMD 1.60 ★★★ S S S OP OP OP OP OP OP

S : 標準仕様 OP : オプション

スペック

名称 屈折率 比重 アッベ数 累進帯長(mm) 品質保証マーク
インドアMD 1.67 1.67 1.36 32 20 23
インドアMD 1.60 1.60 1.30 42 20 23

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