熱・キズ・汚れ・衝撃・紫外線に強いプラスチックレンズ『セイコー オーガテック』が誕生しました。
現在、プラスチックレンズの多くは「レンズ生地」の表面に、キズ防止用の「ハードコート」と反射防止用の
「マルチコート」を多層コーティングしております。それぞれの素材は膨張率が異なるため、
ある一定の温度に達すると「クラック」 と呼ばれるひび割れ現象が発生する場合があります。
例えば、一般的な「マルチコート」付きレンズは、炎天下に放置された車内への置き忘れによる高い熱などがレンズ表面に加わると、伸縮性の低い「マルチコート」にクラックが起きます。また、キズが重なるとそこから水分が入り込み「マルチコート」のハガレに繋がるなど、クラックの発生はプラスチックレンズの弱点でした。
セイコーでは、クラックが起きないプラスチックレンズの研究を行ってまいりましたが、このたびレンズの全構造を“有機複合物(※1)”とすることで、日常の取り扱いではレンズ表面にクラック・コートハガレが起きず、熱・キズ・汚れ・衝撃・紫外線の5つに強い、新プラスチックレンズを創り出しました。
※ 「オーガテック(orgatech)」 : 「有機の」という意味のオーガニック(organic)と、「技術」という意味のテクノロジー(technology)からの造語。「有機技術」の意。 |