スペリオールPX ~最高のパートナーに、出会う。~

スペリオールPXの設計

テイラーメイドレンズのフラッグシップモデル誕生

1997年に世界で初めての遠近両用テイラーメイドレンズ「スーパーP-1」を発売して以来、セイコーはさらにお一人おひとりの「お客様仕様」を目指したレンズの開発を進めて参りました。

2013年、ハイエンド遠近両用レンズへの需要が高まる中、セイコーはこれまで培ってきた累進屈折力レンズのノウハウをフルに生かしたフラッグシップモデル「スペリオールPX」を発売いたします。

スペリオールPXは、お客様お一人おひとりの様々なデータに合わせた見え心地を、セイコーの最新技術により実現。テイラーメイド遠近両用レンズのフラッグシップモデルとして、究極の「お客様仕様」を追求致しました。

スペリオール(superior)…「優秀な、高級な、上位の」の意
PX … Pは「progressive(累進的な)」Xは「Xtraordinary(並外れた)」「X surface(クロスサーフェス設計)」の意

スペリオールPXの基本設計<クロスサーフェス設計®(両面制御設計)>

ユレ・ユガミの少ない自然な見え方

  • 従来の外面累進屈折力レンズ
  • クロスサーフェス設計®(両面制御設計)

写真は視界の違いを表すためのイメージです。

広がりのある、明るくクリアな視界

  • 従来の外面累進屈折力レンズ
  • クロスサーフェス設計®(両面制御設計)

写真は視界の違いを表すためのイメージです。

スペリオールPXの個別設計

SEIKO理想バランス設計

度数に合わせて最適レンズを自動的に設計

セイコーがこれまで培ってきた累進レンズのノウハウを基に、お客様お一人おひとりの遠用度数・加入度数に合わせて最適なレンズを自動的に設計いたします。クロスサーフェス設計®(両面制御設計)だけでなく、度数それぞれの問題点を和らげることでレンズ性能そのものを向上させ、より快適な見え心地を実現しました。

これまでの累進レンズとスペリオールPXの比較

フレーム三次元補正

装用時前傾角、フロント角、頂点間距離を考慮した収差補正

よりお客様に合ったレンズを作るには、メガネの装用状態を考慮した補正が不可欠です。スペリオールPXは、スペリオールP1で採用している「装用時前傾角補正」のほか、「フロント角補正」「頂点間距離補正」を行い、3次元的で高度な収差補正を可能にしました。

装用時前傾角、フロント角は0~20°まで指定可能、頂点間距離は10~20mmまで指定可能

フレーム三次元補正の比較

プロカスタマイズ

レンズキャリア考慮

これまでお使いの遠近両用レンズに近い見え心地をご希望の場合、「レンズキャリア考慮」をご選択下さい。
レンズの特徴を考慮の上、収差バランスの微調整を行い、お客様のスムーズな掛け替えをサポートします。

レンズキャリア考慮の比較

マイ・テイスト

「SEIKO理想バランス設計」に加え、お客様のライフスタイルに合わせて「遠く」「中間」「手元」の視野を、それぞれ微調整することができます。(マイ・テイストは最大2つまで選択可能。)

マイ・テイスト前と後の比較

カーブセレクト

フレームに合わせて、通常カーブのほか、5カーブ・7カーブを選択できます。

カーブセレクトイメージ

インセット

お客様の個別データに合わせて、51種類の中から最適な近用内寄せ量をご提供いたします。装用時前傾角・フロント角・頂点間距離も考慮することで、これまでよりもさらに正確なインセット量の設定が可能となりました。

様々な個別データから最適なインセット量を自動設定。

その他の設計

より裸眼に近い自然な見え方に<クロスサーフェス設計®(両面制御設計)>

レンズを通して近くを見たときの、実際の「大きさ」とのズレを改善

近視系は近用倍率が上がり、遠視系は近用倍率が抑えられ、より裸眼に近い自然な見え方になります。

レンズを通して近くを見たときの、実際の「形」とのズレを改善

レンズを通して見たときのもののユガミ(縦横比のズレ)を補正します。

アスペクト比とは、正方形を遠近両用レンズの近用部で見た時の縦横比のこと。数値は「1」に近づくほど実物と相似であることを示します。

ユレ・ユガミの低減

ユガミを小さくすることで、顔を左右に動かした場合でもユレを感じにくくします。

↑クロスサーフェス®設計の導入後

世界初倍率コントロール

レンズ外面の近用カーブをコントロールすることで、実際の「大きさ」と「形」それぞれのズレを減らし、見え心地を向上させる新しい技術です。

外面近用カーブを深くすることにより、近用倍率をアップし、元の大きさに近づけ、同時にアスペクト比も改善。

外面近用カーブを遠用より浅くすることにより、内面累進よりもさらに遠近の倍率差を縮小、同時にアスペクト比の改善をすることで、ユレ・ユガミの低減を実現。

世界初Horizontal Atoric®

外面の縦方向のカーブに対して、横方向カーブを深くし、ユレ・ユガミを低減させた、新しい技術です。周辺部では、徐々にカーブを緩めレンズ厚の増加を抑制しています。

横のカーブを縦のカーブより深くすることで、ユレ・ユガミを低減し、アスペクト比の改善も実現。

どんな度数の方でも快適な見え方に<全度数最適設計>

これまでのレンズ

これまでのレンズ

一般的な外面累進屈折力レンズでは、ベースカーブ区分ごとに共通なセミフィニッシュトブランク(※)を用いるため、光学性能にバラツキがありました。

片側の面の形状が出来上がっており、反対側の面は注文に応じて加工される、半完成状態のレンズの材料

全度数最適設計

全度数最適設計

度数による光学性能のバラツキがなく、全ての度数のお客様に、より広い視野と快適な装用感をお届けします。

きれいな外観と優れた光学性能<カーブペアリングシステム>

カーブペアリングシステム

左右レンズの度数差が大きい場合、ベースカーブに差が生じ外観に違和感が生じます。
スペリオールPXでは、ベースカーブが異なる場合、優れた光学性能を維持しつつ、自動的にカーブを合わせ外観を整えます。

カーブを合わせた場合

乱視のある方の遠用視野が向上<アドバンスト アスフェリック設計>

アドバンスト アスフェリック設計

比較図

さまざまな方向に視線を向けたときの眼球の姿勢を決定する「リスティングの法則」を考慮し、従来レンズと比べて収差のバランスを整え、遠用視野が大幅に広がりました。

レンズの外観

小ぶりなフレームに美しくフィット

  • 従来のレンズ
  • スペリオールPX

写真は特徴を表すためのイメージです。

スペリオールPXは、ライフスタイルやお使いになる状況、フレームの形状に合わせてきめ細かく設計可能な「超個別志向レンズ」です。中でも累進帯長は10mmという極めて短いタイプからご用意しています。そのため、従来の遠近両用レンズでは難しかった、天地幅の浅いフレームにもすっきり収まるようになっています。

薄く軽く、快適なかけ心地

  • 従来のレンズ
  • 1.60素材
  • 1.67素材
  • 1.74素材

これはS-6.00のイメージです。当社の従来レンズは1.50素材。

レンズ素材が持っている、光を屈折させる能力の数値を屈折率と言います。屈折率が高いほど、レンズは薄くなっていきます。スペリオールPXシリーズは、超高屈折率1.74素材、1.67素材、高屈折率1.60素材の3タイプをご用意。特に1.74素材では、プラスチックレンズとしての世界最高レベルの薄さを実感していただけます。また、レンズの内面を非球面にした内面非球面設計の採用も、薄さの実現に一役買っています。薄さは軽さにもつながります。スペリオールPXシリーズなら、メガネの重さやズリ落ち、パッドの跡などの不快感を解消。一日中、快適なかけ心地です。

対応テクノロジー

  • クロスサーフェス設計®
  • 3Dリアルタイムシミュレーション

薄さ / コーティング

名称 素材 UV
カット
反射
防止
汚れ
防止
キズ
防止
静電気
防止
青色光
カット
裏面反射
UVカット
くもり
防止
スペリオールPX 1.74 ★★★★★ 標準 標準 標準 標準 標準 OP 標準 OP
スペリオールPX 1.67 ★★★★ 標準 標準 標準 標準 標準 OP 標準 OP
スペリオールPX 1.60 ★★★ 標準 標準 標準 標準 標準 OP 標準 OP

S:標準仕様 OP:オプション

スペック

名称 屈折率 比重 アッベ数 累進帯長(mm) 品質保証マーク
スペリオールPX 1.74 1.74 1.47 33 10 11 12 13 14 15 16 17 18
スペリオールPX 1.67 1.67 1.36 32 10 11 12 13 14 15 16 17 18
スペリオールPX 1.60 1.60 1.30 42 10 11 12 13 14 15 16 17 18